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アイヌ文化フェスティバル


東京国際フォーラムにて。
平成10年から催されている、
アイヌ文化の振興と知識の普及を目的としたフェスティバル。
これ、入場は無料。ただし、申し込み先着順に発行される整理券が必要。
私、去年も申し込んだんですが、残念ながら定員オーバーで行けず。
今回は新聞広告を目にした当日、即応募。間に合いました!
写真は、入場の際に貰った「ムックリ」というアイヌの伝統楽器。
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まずは、展示コーナー
 ・アイヌ工芸品展示
 ・アイヌ文化紹介パネル展示

  独特の紋様の衣服、
  (ハングルみたいな直角模様の上に、ケルト紋様を思わせる曲線の絡み合い)
  装飾品、生活用品などが、こじんまりと展示。

  パネルには、アイヌ語の説明も少しありました。
  例えば、「シシャモ」「ラッコ」「トナカイ」はアイヌ語なんですって!
  普段、何気なく使ってますけど。
  これからは、この言葉を聞く度にアイヌを思い出す事でしょう。
  (たしか「イクラ」はロシア語ですよね。脱線ミニ情報。)


2階へ行くと、
 ・木彫の実演販売(クマやフクロウ)
 ・刺繍の実演販売
 ・アイヌ関連の書籍、CD販売
 ・ビデオ上映
 ・財団紹介コーナー
 
  ここぞ、とばかりに、
  無料で配付されている財団関連のパンフレット、アイヌ語テキストを全て入手。


さて、ステージの部開始。ホール内へ移動。
 ・挨拶
 ・アイヌ文化賞贈呈式
 ・講演「日本列島住民の形成」馬場悠男(国立科学博物館人類研究部 部長)
 ・トンコリ演奏
 ・ムックリ指導
 ・アイヌ古式舞踊

  しょっぱなから、学生時代を思い出させるような堅い挨拶。
  いきなりこれは、テンション下がります(笑)。客席では寝ている人も。
  次のアイヌ文化賞贈呈式の方は、見ていて面白かった。
  アシスタント女性3名が、賞状と記念品を次から次へと受け渡し、
  理事長の元へ届ける。
  そして、横1列に並んだ受賞者7名、ひとりひとりに対して
  賞状→「以下同文」→受け渡し→記念品→受け渡し→礼。この動きを繰り返す。
  女性、渡す、渡す、受賞者立ち上がる、「以下同文」、賞状受け取る、
  理事長ふりかえる、受賞者着席。
  これは、まさしく、アルゴリズム体操(by ピタゴラスイッチ)。
  機械的な反復動作を見ながら、ニヤニヤしてました(笑)。

  講演では、パワーポイントのスライド画像をスクリーンに投影。
  港川人、縄文人、弥生人の骨を比較しながら、
  日本列島に住む人々の顔の特徴、形態、変遷を説明。
  埴原和郎の「二重構造モデル」沖縄とアイヌは縄文型に近い、
  という説が興味深かった。
  骨格からアポクリン線まで、様々な例を紹介しながら冗談を交えての楽しいお話。

  さて、まちにまったムックリ&トンコリ演奏。
  ムックリと云う楽器は口琴とも呼ばれ
  板状の竹を口にあてがい、先端に付いたヒモを引っ張りながら音を出します。
  びよ〜んびよ〜ん、と面白い響き。倍音成分が脳を刺激。快感。
  トンコリは、5弦の弦楽器。反復するフレーズをゆったり爪弾く。
  雨粒が水たまりにポタンポタンと落ちるような感じの心地よい響き。

  演奏が終わると、会場の皆で(入場の時に貰った)ムックリの実演タイム。
  指導を受けながら和気あいあいと練習。思ったよりも難しい。
 
  最後、アイヌ古式舞踊。
  鶴を模した鳴き声と踊り。 とても素朴。
  素朴ゆえに、かしこまったホールで実演している様子はとても奇妙。違和感。
  「客席の皆さんも舞台にあがって一緒に踊りましょう!」と誘っていたのですが、
  こういった親交や踊りは、野外フェスティバル向きなのでは?と感じました。
 
■関連キーワード
 →OKI(トンコリ奏者)
 →アイヌ文化振興法
 →アイヌ文化振興・研究推進機構
 →国立科学博物館『縄文VS弥生』 
 →日本顔学会
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<こぼれ話>
 目の前の席には、外国人の母と娘(普通の一般客)。
 ステージで楽器演奏中に、2人がフラッシュ写真をパシャパシャ撮り始めた。
 携帯カメラでも撮影開始。終いには、自分達にカメラを向けて記念撮影。
 その行為に堪り兼ねた隣の中年男性、怒りも露わに2人を注意!
 しかし、何を思ったのか外国人母、身を乗り出しカタコトで
 「わたーし、ローシア人なんですよっ!(怒)」と意味不明の言い訳。
 怒った2人は、そそくさと退場。
 ロシア人だから写真を撮影してもいい、とでも思ったのでしょうか(笑)。
 その傍若無人な振舞いと発言が、何ともシュールな空気を醸し出しておりました。
| イベント・フェス | 23:40 | comments(0) | trackbacks(1) |
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| アイヌ文化WEBインフォ | 2007/11/28 8:19 AM |