知的連鎖


SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
OTHERS




<< D-秋葉原プロジェクト | main | 生命誌:BRHカード >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
クリエイティビティ・ナウ05
殺伐殺伐!!!!!
あの穏やかそうな茂木先生が大怒りです!
このイベントに対して!
とにかく酷いイベント!!いろんな意味で。
ある意味貴重な体験だったかも!
今日は他にも「DESIGN MUSEUM JAPAN 01」
と云うシンポジウムが開催されていたんですが、
そっちへ行った方が良かった!
今日のは酷かったけど、色々と考えるキッカケになる要素や
ハプニングが沢山ありました!
興奮気味なので文章が変になってる!!
............................................................................

場所:ラフォーレミュージアム原宿
料金: ¥ 3,500
日時:2005. 10 月 23 日 (日) 12:00~20:30
司会:宇川直宏×茂木健一郎
TOKION

様々なジャンルのアーティスト達が集い
ディスカッションを繰り広げる国際カルチャーシンポジウム。
今年で2回目。

1/10日に発売予定のムック(雑誌?)に、
このイベント内容を網羅した記事が掲載されるそうです(?)。
詳しい内容はそちらで確認できると思うので、
ここでは、記事になりそうもない会場の雰囲気や様子に焦点を合わせて書きます。
とりあえず、印象に残った所をかいつまんで書いていきますね。
なにしろ、約8時間の長丁場でしたから。(しかし、毎度ながらの長文。許されよ。)

(客層:若め〜学生/入場特典:Adobe Creative Suite2体験版DVD-ROM)

パネル1:ブレイン・サファリパーク
ドクター中松
松本俊夫
楳図かずお
板尾創路
・司会:茂木健一郎

 冒頭から楳図かずおが暴走。
 多動性の幼児みたいに喋り出したら止まらない。
 最初のうちは、楳図かずおのハイテンションな長話に対して
 「また喋り出すかこいつ。笑」的な笑いが会場から沸き起こっていたんですが、
 とめどなく矢継ぎ早に延々と喋り通す「楳図かずお」の存在が、
 だんだん「暴力的」と云うか、誰も止められない「脅威」に変容していって
 客の笑いも徐々に無くなっていきました。
 もう喋らないで、お願い、口を挿まないで!
 と感じていた人も少なからず居たのでは。
 キャラとしては面白いけど。全体のトークがグダグダになった要因は、
 楳図かずおにありますね(笑)他の人が喋り始めても、すぐ楳図氏が話を横取り。
 また、それをまとめる力量や技術を、
 司会者としての茂木氏は持ち合わせていなかったのでは?
 でも難しいですよね、経験無しに野獣をコントロールするのは(笑)
 映画「薔薇の葬列」の監督として有名な松本氏。
 観念的で抽象的な話をまどろっこしく長々と話す。
 くたびれ様子の板尾氏。心ここにあらず。
 気のない返事。けだるそうな態度。やっつけ仕事。
 内心「なんでここに俺いるん?」と思っていたりして。
 イグノーベル賞を受賞したドクター中松氏。
 「寿命は長くスピーチは短く」をキャッチフレーズに
 冗談だか本気だかわからないような飄々としたトーク。
 終盤では全体のグダグダ感をまとめる役割も。
 皆の話がまったく噛み合わない、とってもクレイジーな時間でした。

パネル2:ビヨンド・リアリティ
宇川直宏
小谷元彦
ヘンリック・ヴィブスコフ
オリヴィエ・ゴンドリ−(欠席)
・司会:茂木健一郎

 ヴィジュアル・クリエイター達のトーク。
 オリヴィエ・ゴンドリーは欠席(ビデオレターのみ)。
 茂木氏、登場するなりドクター中松批判。(私も同感ですよ。エセ科学。)
 小谷氏、「さぁ、」「どうなんでしょう」「そんなことないですよ」
 など、曖昧で味気のない返事。

 <話のテーマ:覚え書き>
 作家性と匿名性。画一化とグローバリズム。オリエンタリズム。
 グローバル→ローカル→グローバル→ローカルの周期。
 サンプリングと変容。断片をパズルのように合わせ、その総体で個性が表出する。
 オリジナリティ、人気、アウラ、ポピュラリティ、
 コラボレーション、マーケティングなどなど。
 宇川氏、〆の言葉「コラボレーションとチャンスオペレーションってことで」。

 特に新しい事は話さず、
 随分前からアート界で問題になっているテーマの説明だけで終わった感じ。
 茂木氏がややキレ気味で早口に。英語でヘンリック・ヴィブスコフ氏に質問。
 
パネル3:乙女の世界へようこそ
米原康正
嶽本野ばら
山口小夜子
辛酸なめ子
・司会:宇川直宏

 野ばら遅刻で不在。トーク中、野ばら現在地情報。
 なめ子、コメントのいちいちが面白い。
 彼女の発言は、比喩表現がほとんどで
 「例えば、それって○○みたいな」というもの。
 その例え方の意外性、突飛な発想が新鮮。
 でも後で冷静に思い出してみると、
 彼女の「例え」は、決して論理的な整合性はなく、
 あくまでも感覚的なイメージの類推世界に留まっている。
 彼女の発言は、勝手な偏見の固まりである事にも気付いた。
 辛酸なめ子の面白さは、その風変わりな偏見にあるのかも。

 話題は、ガーリー、ふしぎちゃん、コギャルの定義付けから始まり、
 ゴスロリとリストカット、ジャンヌダルク、処女性、援助交際、
 都市と郊外のコギャル文化のズレ、へと展開していく。
 そして、話を進めていくうちに「乙女=反体制」と云うキーワードが浮かび上がる。
 後半は、宇川氏が女性誌(ニキータなど)における
 狂った見出し(キャッチコピー)をいくつか紹介。
 宇川氏ノリノリで、「この見出しヤバイヤバイ!」と連発。
 最初のうちは笑えたけど、宇川氏が調子に乗ってきたので次第に呆きれた。  
 全体を支配するくだらない空気にも屈せず、
 一生懸命トークに協力している山口小夜子が浮いて見えた。

 終盤近く、野ばらギリギリ会場に到着。
 宇川氏が野ばらに対して、まとめの言葉を要求。
 野ばら「乙女性とはアナーキーである事。ではないかと。」
 宇川「やった!つながった!すごい!」
 時間延長で、野ばら単独の質問タイム。

パネル4:カタログ雑誌なんていらない!?
おちまさと
林文浩
森本容子
石黒望
三木勘也
・司会:茂木健一郎

 イベント前半のグダグダ感に相当フラストレーションが溜まっていたのか
 茂木氏、冒頭からキレ気味。おちさん、険悪なムードをフォロー。
 ゲスト各々の紹介が終わり、
 ファッションについて茂木氏からゲストへ質問を投げかけていましたが、
 返ってくるのは、まっとうでツマラナイ答ばかり。張り合いもなく、拍子抜け。
 打てば響くようなパネリストがいない!
 で!問題の茂木先生大憤激がやってくるんですよ。ここで。
 発端はファッション雑誌編集者、林文浩に対しての質問から。

 茂木「雑誌作りにおいて、大切にしている事は何ですか?」
 林 「オリジナリティ」
 茂木「オリジナリティなんてのは当り前。クリエイターなら誰でも考えている。
    あなたの作品づくりにおけるオリジナリティとはどういったものなのか
    ちゃんと説明してもらえませんか?」
 林 「雑誌やファッションショーに全て出ている。作品が物語っている。
    見ればわかるさ。お前さんも実際に観てみればいい。」

 といった類いのやりとり(会話の内容は多少、編集しています)。

 質問の仕方にも問題があるような気がしましたが、林さんも無責任ですねぇ。
 このシンポジウムへ何しに来たんでしょう(笑)
 林さんの本意としては、
 「自然を知らない子供達に自然を理解させるには、
  口で説明するより山や森へ実際に連れていけ」
 という考えに近いのかしら?よくわからないけれど。
 茂木先生がお怒りの中、閉幕。
 「カタログ雑誌なんていらない!?」ってテーマの話はどこへ??(笑)。

パネル5:全身芸術家!
ジョニー・ハードスタッフ
根本敬
飴屋法水
・司会:宇川直宏

 宇川「いやぁ〜、さっきのバトルすごかったですねぇ。
    ロゴスの茂木先生、かたやイメージの林さん。
    怒りのバトル、美しかったです。
    両者が何時間話し合っても、絶対わかり合えないでしょうね。(笑)」

 このパネルのゲスト全員に共通するのは「作品に精子を扱っている」という点。
 自己紹介(作品紹介)と精子にまつわる面白エピソードが延々と続く中で、
 ジョニー・ハードスタッフだけは、
 「じゃあ、例えば精子を使って○○という作品を作ってみては」
 と具体的な提案をしていたのが印象的。
 でも、ほぼ宇川と根本の漫談。根本敬、暴走しまくり。終始、精子の話。
 パネル3と同じく宇川氏が自身の言語に酔ってオナニー状態。
 根本氏は妄想オナニー。
 宇川と根本の相互オナニーに興味津々の客席の若者達。笑い声が絶えない。
 国際カルチャーシンポジウムと銘打っているわりには、あまりにも貧粗な内容。

 客との質問タイム。
 若い青年、「ウェットな作風とドライな作風」の定義付けをゲストに要求。
 そんなものは無いよ、君。短絡的に二極化するなんて、不毛な質問よ♪

パネル6:東京システムクラッシュ
ムードマン
高木完
天久聖一
いとうせいこう
ANI(スチャダラパー)
・司会:宇川直宏

 <覚え書き>
 煙草を吸いはじめたゲスト達。
 会場内は禁煙です、とディレクターからお叱り。
 いとう氏、「いったい何しゃべりゃいいの」。
 宇川氏、このパネルにおけるテーマのアウトライン説明。
 クラブカルチャーと風営法。石原都知事の批判。
 マイノリティ・マジョリティの意識について。
............................................................................

ゆるいテーマ設定と、まとまりのないグダグダトーク。
サロン的なリラックスした雰囲気の中で、
ゲストが飲酒しながらフリートークを繰り広げると云う形。
その破綻した状態を面白がる、と云う狙いが見受けられました。
悪ふざけ的な軽いノリトークといいますか。

で、宇川氏について、、
色々知的な単語をちりばめていたけれども、自分の喋りに酔ってるだけで
実際、中身は貧粗って感じがしたんですよ。。なんだが。私の未熟な頭では。
最終パネルの質問タイムでも話題になっていたんだけれど、
「閉じた世界(業界人同士)の馴れ合いトークなのでは?」
という質問者の指摘に対し、
「何も汲み取れないのは、お前の感受性が乏しいからだ。」と宇川氏。
『我々の話から何かを汲み取って各々が自宅に持って帰って考えろ』、
的なニュアンスでまとめていた。
果たして、今回、何かを汲み取れる程のものを提示していたんでしょうか??
てゆーか、宇川氏、酒酔ってた?

次、茂木氏について、、
怒る気持ちもわかるんですが、
司会者という立場上、
進行や質問において、それなりの技術は求められると思います。
話し下手な人に対しては特に。教育という意味も込めて。
クリエイター達の無意識の部分に沈澱している言葉やコンセプト。
それを、うまく引き出すような質問の仕方や、
引き出しを開ける鍵となるような話題の提供など。
怒り出して相手を威圧したり、
相手の言葉を冷静に受け止める態勢を見失ったりしてしまったら、
それこそクリエイティヴな可能性がシャットダウンしてしまうような気もします。
不毛な罵りあいだけでは、何にも繋がっていかないですし。
もう少し柔軟に、ツンツンっと相手の心を針でつっつくような感じで。
つっつき所が良ければ、相手から面白い何かが引き出せるかも☆
そういう意味ではカウンセラーに近い立場なのかな、司会者って。
そういった点で、黒柳徹子さんは素晴らしいですね♪
(と、いきなり徹子を引き合いに出してしまうのは、どうかと。。文脈違うし。。)
ま、「徹子の部屋」の場合は、
1人の人物にフォーカスを当てて、その人の魅力を引き出すのが目的だから、
シンポジウムのような討論会とは別物ですね。
きっちりとした事前調査やシナリオがあるからこそ、
会話がうまく成立しているんでしょうね。
(って、書きながら、コミュニケーション学や教育学、メディア論、言語学
 などについて調べてみたくなってきました。笑)

今回のシンポジウム、賛否両論、激しそうだなぁ。。
見に来た人の目的意識によって、感想に大きな差が出ると思います。
宇川氏のファンにとっては、
「宇川っちのブッ飛んだアゲアゲトークが、かっけー」
てな単純な感想が多そうですし。
茂木氏を目当てに来た人の大半は、
「脳の働きと創造性にまつわる話題を期待していた」
だろうから、物足りなさを感じたかもしれない。
私の印象としては、これは、
『宇川氏率いる(自称)クリエイター連中のトークエンターテイメントショー』
であって、
深く掘り下げて語り合うような『シンポジウム』
という「型」としては機能していなかった感じがします。
異様な雰囲気を醸し出した、という意味では微弱にクリエイティヴ(笑)。

科学的な実証を厳密な論理で「語る」、という仕事を展開している茂木氏。
今回、こんな仕事を引き受けた私がバカだった、と後悔しているのでは?
もしくは、どうにかせねば!と熱い闘志がわいてきているかも?

............................................................................
追記:
以下は、かなり感情的な気分の時に書いた文章です。
冷静な思考力が低下している状態なので、無茶苦茶(笑)ですね。
これはこれで、その時の気分が伝わってくるので、
ライブな記録として載せておきます。

 (「パネル6」より)
 木の実ナナをコケにして笑いのネタにするあたりから、
 ん?何か違うぞ、と思い始め、だんだん聞いていてシラけていった。
 「更年期障害でウツ病だったんだって」
 で、会場の皆がドカーンと笑うあたり、何コレ。
 倫理的な規範に逆らい、斜に構えて茶化すのがロックだパンクだ的な
 「裸の王様を指摘する子供になりたい」症候群の感覚?
 アナーキーどころか、逆説的な集団心理に陥ってる。
 流されてイジメに加担するような、
 想像力の欠落した日本人像、そのまんまじゃん。
 (企画が面白くて視聴率が取れれば、
 番組のハプニングでお笑い芸人が死んでもオイシイ!
 って思うディレクターとかさ。)
 平和ボケ野郎の甘ったるい反逆精神も退屈。
 やっぱりファッション(表層的)に過ぎないんだよ。軽さに酔ってる。

 (うわ〜、blogでこんなに感情的でネガティヴな文章書いたのは初めてだ〜。
 読んでいてイライラした方ごめんなさい。
 私もまだ未熟なので認識の甘さがあるかもしれません。
 感情的に書くと、文章が破綻してきますね。支離滅裂です。
 その状態における脳内の様子が知りたい。笑)
............................................................................
■連鎖キーワード
 →生命誌「語る科学」
 →ルネッサンス・ジェネレーション
   アートとサイエンスのショウイング・プロジェクト
   今年のテーマは「カタストロフィ:破断点」
   会期:2005年11月12日(土)
   会場:草月ホール
   監修:タナカノリユキ、下條信輔
| イベント・フェス | 20:57 | comments(0) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
| - | 20:57 | - | - |









http://luxaxul.jugem.jp/trackback/39
第二回 カルチャー・シンポジウム CREATIVITY NOW TOKYO ぱーと??
案の定、友達と飲み、久々につぶれました。 が、眠剤が入っていなかったせいか、板尾会いたいさのせいか、 ちゃんと8時すぎに起きれて、 11時開場(=ラフォーレ開店だった)をおにぎりパクつきながら待ってました。 で、当日券だったんですが、前から3列目をゲ...
| 本と私と月のあとさき | 2005/10/29 10:22 PM |